こんにちは!山田達也です!
梅雨明けしたのにスッキリしない日が続いてますね。
先日、中学の市内総体を観戦しに行きました。
母校の後輩の応援と審判をしに参加しました。
当時と違って、芝生のグランドで出来るのは羨ましい限りです。
どこの中学校もいい試合をしていて、またサッカーやりたい欲が出てきました。(笑)
結果は母校が優勝!!
次の東播大会もいい成績残してほしいです!ファイト!!
さてさて、
今回のテーマ「オスグット」です。
オスグットは成長期(10歳代前半)に脛骨粗面に痛みと腫れを生じるものです。
男の子の発生率が高いです。
よくオスグットは成長痛だからほっておいたら治るとお思いの方がいます。
オスグット=成長痛は厳密には異なるものなのです。
一般的に
オスグットは太ももの前の筋肉が脛骨粗面という部分と繰り返し引っ張ることによって生じます。
成長期の骨は完全な骨化しておらず、弱い軟骨の部分が多くあります。
弱い部分であるため、部活でのジャンプやキックなどで炎症を起こします。
対して成長痛とは成長期で骨が伸びていくのに筋肉や腱の引っ張られることによって生じます。
成長痛は数日で筋肉や腱が伸びて痛みが消えますが、
オスグットは一度安静にして痛みが消えても、また運動すると痛くなり、再発することが多くあります。
痛みは成長期のみに現れ、18歳頃にはしっかとした骨となり、痛みがなくなります。
治療は主に保存療法で、太ももの前の筋肉の筋トレ、ストレッチ、超音波治療を行います。
運動前はウォーミングアップを入念に行い、運動後はアイシングが効果的です。
運動中は膝蓋靭帯に巻くサポーターでも痛みを抑えることができます。
ただ、当院で採用しているマッケンジー法の考えでは、腰からの影響も考えられますので
このような痛みで思うようにスポーツできない方、ぜひケアラボにご相談ください。