こんにちは!
毎度のことですが、お久しぶりです(^^;
2019年に入って一度も更新していませんでした・・・
先日東京へ、マッケンジー法のアドバンストコースを受けに行った時に
初めてお会いする先生がわざわざご挨拶に来てくださり
「いつもブログを拝見していますので私の中で先生は有名人です。」
と嬉しいことを言ってくださったので、
これはブログを更新しておかなければ!
ということで久しぶりに更新しています(^^♪
さて、今日は症例報告をさせていただきます
14歳の男性、水泳をやっています
2月の下旬の金曜日、院に電話がかかってきて
「明日水泳の大事な大会なんですが、5日ほど前の練習で左肩を痛めてしまって腕が挙げられないんです!」
とかなり切羽詰まった感じでした
その日は予約がいっぱいでしたので夜遅く時間外に来ていただき問診から始めました
原因はよく分からないけど、陸上トレーニングでチューブを引っ張るようなトレーニングをしたからかないぁ、とのこと
動きを見てみると
①クロールで手を伸ばしてから手前へ戻してくる(水をかく)時に激痛があります
②平泳ぎも同様で手を戻してくる(水をかく)動作で激痛があります
③クリック音(コキっという音)もあります
この激痛を最高の痛みとして10段階中の10とします
マッケンジー法のセオリーには反しますが
まず肩の反復運動を行ってもらいます
腕を後へ伸ばす運動、壁を使って肩を捻る運動
これらの運動では①②③の症状に全く変化はみられず相変わらず激痛があります
ここで首の評価へ移りました
首の可動域は問題ありません
首の痛みもありません
座った状態で頭を後へ引き後ろへ首を倒す運動を10回
その後①②③をチェックすると痛みが少し減っているとのこと
今度は椅子の背もたれに背中をつけて、頭をひいてから首から背中までを後へ倒す運動を15回
その後再びチェック
さらに痛みが減っています
普段ならここで終わると思いますが明日が大会だということで
あお向けになって私の手を使ってさらに首を後へ倒す動きを10回
最後のチェックで痛みは10段階中の3になりました
ホームエクササイズとしては椅子の背もたれを利用して後ろへ倒す運動を指導しました
そして3日後
状態を尋ねてみると痛みはほとんどないとのこと!!
大会では1日目は少し痛かったけどしっかり泳げて
2日目はさらに痛みが少なくなっていたようです
自己ベストも更新!!
この日の評価では水をかく動作で痛みはありません
クリック音もなくなっていました
大会後練習がなかったので練習しての痛みを確認するためさらに4日後に来ていただき
練習では少し痛みがありましたが
さらに1週間後の来院時には練習での痛みも完全になくなり卒業となりました
初日に痛みが3になった時の男の子の安心したような表情がとても印象に残っています
私も安心しました
戦えるレベルまでもっていけたのは彼がエクササイズをしっかり行ったから
本当に良かった(^^♪
ブログ
院長のブログ
当院のことや、藤原院長の日常のできごとなどを更新しています。