こんにちは!
選挙週間が始まって間もないですが今日期日前投票を済ませてきた院長の藤原です(^^♪
期日前投票、良い制度ですね。
みなさん、投票に行きましょうね!
さて、
この4月から地元のスポーツ少年団サッカー部のコーチになるにあたり、
昨年12月に日本サッカー協会指導者(キッズリーダー)養成講習会、先日は4級審判講習会に参加しました。
昨年12月の指導者養成講習会で右手首を骨折したわけですが・・・(T_T)。
それはさておき。
指導者養成講習会では、教える技術はもちろん子どもの心理や身体、そしてケガについても学びました。
サッカーで多いのはひざ周辺の痛み、足首のねんざ、スネの痛みなど。
実際に痛みを訴える子どもはいますし、当院にも何人か来られました。
しかし、スポーツ別に見てみると。
他のスポーツに比べて圧倒的にケガが多く(とくに使い過ぎによる)、
またそのケガが高校、大学、社会人まで影響し、そのケガのために選手生命が絶たれる競技があります。
それが野球です。
私の個人的な意見ですが、全ての野球の指導者はケガについての知識を持つべきです。
予防に関してはいろいろな議論があるのが事実です。
これをすれば絶対にケガをしないというものはありません。
しかし、ケガを見逃さずに休ませることは可能です。
離断性骨軟骨炎、内側上顆裂離骨折、内側側副靭帯損傷、肘頭裂離骨折、骨端線離開・・・
上に挙げた言葉を知らない、言葉は知っているがどういうものかわからないという野球指導者の方々。
本当に恐ろしいです。
あなたたちの手で将来のある子どもたちを絶望の渦の中に放り込んでいるかもしれません。
いや事実、多くの子どもたちの将来が潰されてきたことでしょう。
少し厳しく書かせていただきました。
カチンとこられている方もいらっしゃるでしょう。
カチンとこられた方は少なからず勉強されている方でしょう。
しかし、ケガのことをよく知らない指導者が多いこと、
そして、私が今までに多くのケガをした野球少年たちをみてきたこと、
さらに、監督に「休ませてください」と言えずに痛いまま練習してきた子どもたちを見てきたこと、
それは、まぎれもない事実です。
どうか子どもたちのために、ケガのことを知ってください。
痛みをチェックしてあげてください。
信頼できる医療機関を受診させてあげてください。
練習を休ませてあげてください。
今回は野球について取り上げましたが、ほかのスポーツでも同じです。
子どもたちがケガのせいで夢を諦める、ということがない環境が整うことを心から願います。
参考までに、医療従事者でなくても理解しやすい本をご紹介いたします。
馬見塚尚孝著 『野球医学の教科書』
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