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院長ブログ

当院のことや、藤原院長の日常のできごとなどを更新しています。

たかが『ねんざ』、されど『ねんざ』

こんにちは!

サッカー日本代表がアジアカップで敗退し意気消沈の院長の藤原です(T_T)

残念でしたね。

PKは仕方がない。

追加点が欲しかったですね~

ですよね~

・・・

柴崎がもっと早く出てたらね~

ですよね~

・・・

はい。気を取り直して。

 

皆さんは『ねんざ』をされたことがありますか?

私はあります。何回も(笑)

そして、足首は『ねんざ』が多い関節として有名ですね。

そんな足首の『ねんざ』に、とくに小学生の場合要注意というお話です。

そもそも『ねんざ』とは?

簡単に言えば「靭帯のケガ」です。

 

「小学生が足首をねじって、翌日少し腫れていた。」

 

この場合、どのようなことを考えられますか?

多くの方は、

「あー、ねんざしちゃったね。」

「腫れも少ないしほっとけば治るやろ。」

となるのでは?

 

しかし!

小学生の場合は要注意です。

『裂離骨折』といって、骨が靭帯によって引き離されるような骨折になることが多いのです。

これは『ねんざ』ではなく、れっきとした『骨折』です。

小学生くらいの子どもさんの場合、骨が軟らかいために靭帯よりも骨を痛めることが多いのです。

 

今日来院された小学生の男の子。

2日前に足首をねじったけど、普段通り走ったりして遊んでいたそうです。

来院時の腫れもそんなに大きくありませんでした。

でも、骨を少し押すと「痛い!」

エコーを撮ってみると外くるぶしの骨の損傷が疑われる画像がみられました。

エコー画像
エコー画像


左側がケガをした足首で、右側はケガをしていない足首。

それぞれ山のようなくっきりと白い線が2本、左上とその右側に見えると思いますが、

左上の山が外くるぶしの骨の輪郭です。

左側の画像の左上の山、外くるぶしの白いラインが途切れてますね。

これが何を意味するか。

もうお分かりですね。

 

結局、固定をして帰っていただきました。

たかが『ねんざ』、されど『ねんざ』です。

どうかな?と悩まれたら、まずはケガの専門家である接骨院でみてもらってください。