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15パーセント

こんにちは!

先日まで参加していた小野市商工会議所の創業塾が終了し創業塾ロスにかかっている院長の藤原です(^^;

経営や人材育成に関する5日間にわたるセミナーでしたが

熱い思いをもった同期メンバーとの出会いは私にとってかけがえのないものとなりました

もちろん内容もですよ!

今後の人生に生かしていきます!

そうそう!

創業塾最終日の前日28日は当院の3周年記念でした!

毎年のように普通に過ごしました(笑)

しばらくは忙しいので10月に3周年記念パーティーを計画しています

遅いか・・・

さて、そんなこんなで月一回の風物詩のようになってきました当院のブログですが

タイトルの『15パーセント』

これ、腰痛にまつわる数字なのですが何を表している数字でしょうか?



??

???

はい!正解は・・・

ブルゾンちえみの新ネタ!・・・ではないですよ!

実は、

すべての腰痛のうち原因が分かっているものの割合です

つまり、100人の腰痛患者さんがいたとしたら整形外科的に診断が下せるのはそのうちの15人ということです

皆さんどう感じられるでしょうか?

わたしは、とてつもなく低い数字だと思います

先に申し上げておきますが、

私は整形外科や西洋医学を否定しているのではありません

ただ、これが現時点での整形外科的診断の現実なのです

これは私が出した数字ではなく

『日本整形外科学会』『日本腰痛学会』が監修した

『腰痛診療ガイドライン2012』に明記されている数字です

その『腰痛診療ガイドライン』にはこうも記されています

「腰痛患者に対してX線(レントゲン)検査を全例に行うことは必ずしも必要でない」

つまり、腰の骨の形がどうとか、歪んでいるのを見るためのレントゲンは必要性が低い

つまりつまり、形の異常というのは必ずしも症状と結びつかない、ということです

実際、むしろ結びつかないことの方が多いです

???

こんがらがってきましたね(笑)

要するに

形の異常に痛みの原因を求めてきた整形外科的診断では限界があるということです

そういったことから世界的には

『反応を重視する診断、治療』が主流となってきています

例えば、どんな時に痛みが悪化するのか、改善するのか

身体に何らかの刺激を加えた結果、痛みがどう変化するのか

といったことを丁寧に聞き取り分析し、評価、分類、治療方針を立てていきます

この方法であれば、ほとんどの方が何らかのタイプに分類でき

そのタイプに従って治療の方針を立てることができます

当院で行っているのもこの方法です

腰椎椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症、腰椎分離症、すべり症・・・

こういった診断名がついた患者さまも実際に改善しています

前回に続き、また宣伝みたいになってしまうのでここでやめときます(笑)

言いたいことは、

発想の転換で大きな成果を得られる!

ってことですかねぇ

・・・ということで締めさせていただきます<(_ _)>

最後までお読みくださりありがとうございました!

腰痛診療ガイドライン2012
腰痛診療ガイドライン2012